おすすめポイント
東向観音寺は、通常の白衣観音像とは異なり子供を抱かれている大変珍しい観音像で、古来より特に世継子授や安産の信仰を集めています。安産や子孫繁栄を願って世継ぎ人形を授与してもらい、願いが叶ったときに新しく求めた世継ぎ人形と一緒に奉納するそうです。
基本情報
名称 | 東向観音寺(ひがしむきかんのんじ) |
URL | http://www.higasimukikannon.sakura.ne.jp/ |
所在地 | 京都府京都市上京区今小路通御前通西入上る観音寺門前町863 |
アクセス | 京福電鉄北野線 北野白梅町下車 徒歩約7分 市バス 10、50、51、52、55、急101、急102、203系統 北野天満宮前下車 徒歩約2分 JRバス 高雄・京北線 北野下車 徒歩約5分 |
駐車場 | なし |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料 | 無料 |
問合せ先 | TEL:075-461-1527 |
口コミ
タロー企画
11:32 05 Jan 22
北野天満宮の側にある、菅原道真公の本地佛をお祀りする「洛陽三十三観音」の札所のお寺です。参道から見えるところにありますので、天神信仰の方は総本宮と一緒に、こちらにもお参り下さい。京都が好きな人には洛陽三十三観音巡礼を特にオススメ致します。京都が好きな人だったら、とても楽しく巡礼ができます。般若心経をあげない宗派の方には、観音経をあげて頂いたら良いと思います。京都市中心部に全ての札所があり、まわりやすいので徒歩での巡礼がオススメです。歩くことで本当の巡礼者の気分が味わえます。
あとり
02:00 18 Feb 21
21年2月5日に訪れました。『東向観音寺』の御本尊は秘仏・十一面観音です。菅原道真公御作と伝わり、25年に一度の菅公御年祭(かんこうごねんさい)の時にご開帳されます。そのほか、高王白衣観音、岩雲弁財天が祀られています。小さな木のほこらが「土蜘蛛塚」で、ほこらの中に「土蜘蛛灯籠」が祀られています。これは明治時代に七本松通一条で発掘された火袋(灯籠の火を灯す部分)です。源頼光を悩ませた土蜘蛛が七本松通一条に住んでいたといわれています。土蜘蛛とはこの国の先住穴居民族で背が低く土蜘蛛のようだったといわれています。そこから発掘された火袋をある人物がもらい受け庭に飾ったところ、家運が傾き「土蜘蛛の祟り」といわれたため、東向観音寺に奉納しました。・・・といういわれがあります。御朱印をいただきました。
その他
東向観音寺は真言宗泉涌寺派の準別格本山の寺院です。山号は朝日山で、本尊は十一面観音です。かつては北野天満宮の神宮寺でした。洛陽三十三所観音霊場第31番札所になります。
東向観音寺は、菅原道真ゆかりの寺院として知られています。菅原道真は、平安時代の学者・政治家で、天神様として信仰されています。東向観音寺には、菅原道真自作の十一面観音が安置されており、多くの参拝者で賑わっています。